【2026年最新】アグリシードローン(農業法人育成貸出)の5つの申請手順を解説

農業を始めて間もない新人

💬 「農業法人を立ち上げたばかりで、担保・保証人なしで運転資金を調達したい」

農業法人の経営を続けるには、種苗・肥料・農薬の仕入れや収穫期の雇用コストなど、まとまった運転資金が継続的に必要です。しかし、設立して間もない農業法人には担保になる資産が乏しいことも多い。こういった農業法人の資金調達課題に応えるのが、農林中央金庫の「農業法人育成貸出(愛称:アグリシードローン)」です。

この記事ではTACHIFARM代表で農業歴4年の私がアグリシードローンの必要書類についてわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • アグリシードローンの制度内容・金利・融資期間
  • 融資限度額と対象者の具体的な条件
  • 申し込みに必要な書類の完全リスト
  • 申し込みから融資実行までの5ステップ手順

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目次

アグリシードローンの内容とは

農業法人育成貸出(愛称:アグリシードローン)は、農林中央金庫(農中)が将来の地域農業の担い手として期待される農業法人に対して、農業生産および農産物の加工・販売等にかかる運転資金等を、原則無担保・無保証人で提供する融資制度です。

通常、担保・保証人を要求する金融機関が多い中、アグリシードローンは農業法人の「事業計画の実現可能性」と「経営の将来性」を評価して融資を行う点が最大の特長です。

主な使い道
  • 農業生産に必要な種苗・肥料・農薬・飼料等の仕入れ
  • 農産物の収穫・出荷・販売に関わる短期から中期の運転資金
  • 農産物加工・販売事業の運転資金
  • 経営規模拡大・多角化・販路拡大に必要な事業資金

JAバンク全体では、全国の農業法人の中から産業として農業を担う法人・集約の核となる法人・成長が見込まれる法人約10,000社をリストアップし、JA・信連・農林中金が一体となって農業法人の経営課題に対応しています。

アグリシードローンの金利・利息

金利は市場金利に連動した競争的な金利が適用されます。農林中央金庫は農業法人向けに積極的な条件を提示しており、具体的な金利は事業規模・事業計画・経営実績等に基づいて個別に設定されます。最新の金利は農林中央金庫の担当者にご相談ください。

融資期間

農業法人の事業計画の内容に応じた中長期設定となります。具体的な融資期間は事業計画に基づいて個別に設定されるため、農林中央金庫担当者にご確認ください。

アグリシードローンの融資限度額

融資限度額は農業法人の事業計画に基づいて個別審査によって決定されます。原則無担保・無保証人での融資であることから、審査では農業法人の収益力・キャッシュフロー・経営者の能力・事業の実現可能性等が重視されます。

項目内容
融資形態原則無担保・無保証人
融資限度額事業計画に基づいて個別審査で決定
対象資金運転資金等(中長期対応可)

アグリシードローンの対象者とは

アグリシードローンを利用できるのは、将来の地域農業の担い手として期待される農業法人です。具体的には次のような法人が対象になります。

  1. 農業生産法人・農業経営法人:農業を主業とする株式会社・農事組合法人等
  2. 農産物の加工・販売を行う農業法人:六次産業化・農商工連携に取り組む法人等
  3. 地域農業の集積・集約化を担う法人:地域計画に位置付けられた農業法人等
  4. 成長が見込まれる農業法人:生産規模拡大・新技術導入・販路開拓を進める法人等

農業生産のみでなく、農産物の加工・販売事業を行う法人も対象に含まれます。


誰でもできる!申し込み手順5ステップ

ステップ1|農林中央金庫または最寄りのJAに相談する

アグリシードローンは農林中央金庫が担当しますが、JA・信連(信用農業協同組合連合会)も一体となって農業法人の支援にあたっています。まずは最寄りのJA窓口または農林中央金庫の農業担当者に相談してください。

相談時に用意しておくと便利なもの
  • 農業法人の概要(設立年・主要品目・農地面積・従業員数)
  • 直近の決算書・税務申告書
  • 資金使途と必要金額の見当
  • 事業計画の概要(生産計画・販売計画・収支計画)

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ステップ2|事業計画書を作成する

融資審査の核となる事業計画書を作成します。農業生産計画・販売計画・収支計画・キャッシュフロー計画等を含む内容が求められます。農林中央金庫またはJAの担当者が作成を支援してくれます。

ステップ3|必要書類を揃えて提出する

農業法人が提出する書類(農林中央金庫・JA窓口で確認):

No.書類名備考
1融資申込書(農林中央金庫所定様式)農林中央金庫またはJA窓口で取得
2事業計画書農業生産・販売・収支計画を含む
3直近3期分の決算書・税務申告書経営実績の確認
4登記簿謄本(履歴事項全部証明書)法人の存在確認
5定款の写し事業目的・組織の確認
6農地台帳・耕作証明書等営農規模の確認(農地利用状況)
7農産物の販売実績・販売先一覧収益基盤の確認

💡 ポイント: アグリシードローンは農業法人の「将来性」と「成長力」を評価します。農業経営の具体的なビジョン・地域への貢献・販路の多様化計画等を事業計画書に盛り込むと、審査での評価が高まります。

ステップ4|農林中央金庫による審査

提出書類と事業計画に基づいて農林中央金庫が審査を行います。必要に応じてヒアリングや追加書類の提出が求められます。

ステップ5|融資実行

審査通過後、融資契約を締結し、指定口座に融資金が振り込まれます。

まとめ

アグリシードローン(農業法人育成貸出)は、農林中央金庫が将来の地域農業の担い手として期待する農業法人に対して、原則無担保・無保証人で運転資金等を提供する農業法人専用の融資制度です。

この記事のポイント
  • 対象者: 将来の地域農業の担い手として期待される農業法人
  • 金利: 市場連動型(個別設定。農林中央金庫担当者に要相談)
  • 融資限度額: 事業計画に基づく個別審査(原則無担保・無保証人)
  • 融資期間: 事業計画に応じた中長期(個別設定)
  • 主な必要書類: 融資申込書・事業計画書・直近3期の決算書・登記簿謄本等
  • 申請先: 農林中央金庫または最寄りのJA窓口

農業法人の運転資金調達を検討している方は、まず農林中央金庫またはJAの農業担当者に相談してください。

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関連リンク・引用元

⚠️ 注意事項: アグリシードローンは農林中央金庫の融資商品であり、融資条件・金利・必要書類は個別の事業計画と審査によって決定されます。申請前に必ず農林中央金庫または最寄りのJA窓口でご確認ください。

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この記事を書いた人

農業|ライター|千葉県山武郡横芝光町でコシヒカリを始めとしたおいしいお米を生産|Word、ドキュメント、WordPressでの記事の執筆|日商簿記2級|FP3級|食品衛生責任者|英検2級

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