【ルンバ比較】Plus 515 ComboとPlus 406 Comboの違い|世代も消耗品も別物

「どちらもルンバ Plusシリーズなら、中身は近いのでは?」。番号だけを見るとそう思えますが、実際に公式の仕様を並べると、この2台はほとんど別の製品でした。

先に結論です。Roomba Plus 515 Comboは2026年5月29日発売の新しい世代です。本体を大きく小型化し、モップの洗浄に温水を使います。Roomba Plus 406 Comboは2025年9月発売の従来サイズで、床用洗剤が同梱されたモデルです。

家具の下まで掃除したい、モップを衛生的に保ちたいならPlus 515 Combo。従来サイズで問題なく、洗剤付きで始めたいならPlus 406 Combo、というのが基本の分かれ方です。

そしてもう1つ、購入前に知っておくべきことがあります。Plus 406 Comboは、2026年8月14日時点でアイロボットの公式サイトにも公式オンラインストアにも製品ページが存在しません。 この点は記事の後半で詳しく扱います。

目次

ルンバ Plus 515 ComboとPlus 406 Comboのスペック比較表【2026年8月14日時点】

515の数値はアイロボット公式オンラインストアの製品仕様欄から引用しました。406は公式に記載がないため、家電量販店の商品ページから引用しています。出典が異なる点にご注意ください。

🐾 この記事の結論

家具の下とモップの清潔さならPlus 515 Combo、従来サイズと洗剤付きならPlus 406 Combo

ルンバ Roomba Plus 515 ComboRoomba Plus 515 Combo
(2026年の新世代)
ルンバ Roomba Plus 406 ComboRoomba Plus 406 Combo
(2025年発売・洗剤同梱)
品番N285060G186060
発売日2026年5月29日2025年9月5日
※販売店の記載
本体サイズ奥行30.3×幅29.8×高さ8.4cm奥行35.7×幅35.1×高さ10.6cm
本体重量約2.9kg約4.1kg
吸引力(公称)最大3倍
※105 Combo比
最大70倍
※600シリーズ比
モップ自動洗浄75℃の温水洗浄自動洗浄(温度の記載なし)
モップ自動乾燥45℃の温風乾燥送風乾燥
汚水の自動排水あり記載なし
充電ステーション奥行34.0×幅33.0×高さ48.5cm
約5.3kg
奥行45.0×幅31.5×高さ47.2cm
約6.3kg
自動ゴミ収集最大3か月分メーカー公表値なし
マッピング/物体認識ClearView LiDAR公式・販売店の仕様表とも
記載を確認できず
無線通信Wi-Fi 2.4GHz帯Wi-Fi 2.4GHz帯/5GHz帯
同梱の洗剤StayClean 床用濃縮洗剤 300ml×1マジックリン 540ml×2本
保証計3年(プレミアム特典)1年
※販売店の記載
メーカー公式の製品ページありなし(2026年8月14日時点)
最新価格 楽天で価格をチェック 楽天で価格をチェック

※スペックは2026年8月14日時点の各社公表値です(一部は家電量販店の商品ページの記載)。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。

Plus 515とPlus 406を分ける6つの違い

違い1|本体の高さが2.2cm違い、入れる場所が変わります

515の本体は高さ8.4cm。406は10.6cmです。差は2.2cmあります。

床に置いたときの面積で見ると、515は30.3×29.8で約903平方センチメートル。406は35.7×35.1で約1,253平方センチメートルです。515は406の7割程度の面積で動きます。公式は515について、前世代のPlus 505 Comboと比べて体積を46%小型化したと説明しています。

この差が効くのは、脚の低いソファやテレビ台、ベッドの下です。「10cmを超えると入らない家具」は日本の住宅に多く、8.4cmならクリアできるケースが増えます。

違い2|モップを洗う水が、温水か常温か

515のAutoWash充電ステーションは、75℃の温水でモップパッドを洗浄し、45℃の温風で乾燥させます。汚れた水はステーションが自動で排水し、内部のセルフクリーニングも行います。

406のAutoWash充電ステーションも自動洗浄には対応しますが、洗浄水の温度についての記載は見つかりませんでした。乾燥方式は販売店の商品説明で「送風乾燥」と案内されています。

モップのニオイ戻りが気になる方にとって、温水洗浄と温風乾燥の有無は無視できない差です。とくに湿度の高い季節は、乾燥の方式が仕上がりに響きます。

違い3|ゴミを貯められる期間の公表値

515は自動ゴミ収集が最大3か月分と公表されています。あわせて、アレルゲンやカビを捕集するAllergenLockバッグを採用しています。

406については、公式にも販売店にもゴミ収集期間の記載を確認できませんでした。参考として、本体構成がほぼ同じPlus 405 Comboの公式値は最大75日分です。

なお、どちらも「すべての家庭環境において期間を保証するものではない」という前提付きの数値です。実際には紙パックが満杯になった通知を見て交換することになります。

違い4|Wi-Fiの対応帯域が違います

515の公式仕様表には「Wi-Fi 2.4GHz帯」とだけ記載されており、5GHz帯の記載はありません。

406については公式仕様がありませんが、同型のPlus 405 Comboの公式値は「Wi-Fi 2.4GHz帯/5GHz帯」です。

ルーターによっては2.4GHz帯と5GHz帯を同じSSIDでまとめている場合があり、接続でつまずく原因になります。515を検討するなら、2.4GHz帯のSSIDを個別に取り出せるルーターかどうかを事前に確認しておくと安心です。

違い5|同梱される洗剤の種類と量

515にはStayClean 床用濃縮洗剤(300ml)×1が同梱されます。あわせて交換用の紙パック、エッジクリーニングブラシ、DualCleanモップパッド1セット、フィルターも付いてきます。

406にはiRobot 床用洗剤 Supported by マジックリン(540ml)×2本が同梱されます。家電量販店の商品ページに記載があります。花王とのコラボで開発された洗剤で、量としては406のほうが多く付いてくる構成です。

洗剤は使い切ったら買い足す消耗品です。最初のストックが多いのは、地味ですが助かる部分でしょう。

違い6|保証の長さが2年違います

515は「ルンバ プレミアム特典」の対象第1号として案内されています。メーカー保証は1年から3年に延長されます(2026年5月27日付プレスリリース)。

406の保証は、家電量販店の商品ページでメーカー保証1年と記載されています。

ロボット掃除機は稼働部品の多い精密機器です。数年使う前提なら、保証期間の差は判断材料になります。

消耗品の型番を並べると、互換性がないことがはっきりします

見た目が似ていても、部品は共有できません。公式オンラインストアに掲載されている型番を並べます。

部品Plus 515 ComboPlus 405/406系共通か
フィルター48604874849900別型番
DualClean モップパッド48604864849901別型番
エッジクリーニングブラシ48602834837322別型番
交換パーツキット48606824849962別型番
交換用紙パック48499164849916共通

共通しているのは紙パックだけです。フィルターもモップパッドもエッジブラシも、515は400番台とは別系統の型番になっています。

つまり「いまPlus 405や406を使っていて、将来515に買い替える」場合です。買い置きしている消耗品は、ほとんど引き継げません。ストックを抱えている方は、買い替えのタイミングを消耗品の在庫と合わせて考えたほうが無駄が出ません。

公式の取扱説明書によると、515のモップパッドとフィルターの交換時期は3〜6か月ごとが目安です。メインブラシは6〜12か月ごととされています。400番台のモップパッドについては、公式に交換周期の記載を確認できませんでした。

2台に共通しているところ

  • AutoWash充電ステーションによる自動ゴミ収集・モップ自動洗浄・自動乾燥・自動給水に対応
  • 回転式のDualCleanモップパッドを採用
  • 515のマッピングはClearView LiDARで、カメラによる物体認識の記載はありません(406は公式仕様を確認できません)
  • 交換用紙パックは同じ型番4849916
  • 初回セットアップにRoomba HomeアプリとWi-Fi接続が必要

「水拭きの後始末を機械に任せる」という体験そのものは、どちらを選んでも得られます。

Plus 406 Comboを検討する前に知っておきたい「公式情報の少なさ」

ここは他の比較記事ではあまり触れられていない部分ですが、実用面では見過ごせません。今回の調査で確認できたのは、次のとおりです。

  • アイロボット公式サイト(irobot-jp.com)の製品ラインナップに406の記載がなく、想定される製品ページURLも見つかりませんでした
  • 公式オンラインストアに406の商品ページが存在しません(405のG185060は現存)
  • 公式プレスリリースの一覧に、406の発売を伝えるものがありません
  • 公式オンラインストアの消耗品ページに記載された「対応機種」の一覧に、406の名前が含まれていません
  • 発売日は家電量販店の商品ページに2025年9月5日と記載されていますが、公式発表を確認できません
  • 取り扱い状況は販売店によって異なります

これは「406が粗悪だ」という話ではありません。本体・ステーションの寸法や重量、充電時間はPlus 405 Comboと完全に一致します。洗剤が同梱された流通向けの型番だと考えるのが自然です。

ただし、購入後に消耗品を注文するとき、公式ページで「自分の機種が対応機種に載っていない」状態になります。 型番から判断できる方なら問題ありません。不安な方は、アイロボットのカスタマーケアに対応型番を確認してから購入すると確実です。

同じ理由で、取扱説明書やサポート記事も406の名前では探しづらくなります。この手間を許容できるかどうかが、406を選ぶ際の実質的な判断ポイントです。

【ここを見れば解決】あなたは、どちらを選ぶべきか

Plus 515 Comboが合う人

  • ベッド下やソファ下など、高さ10cm以下のすき間を掃除させたい家
  • モップの衛生面が気になり、温水洗浄と温風乾燥まで求める人
  • ゴミ捨ての間隔をできるだけ長くしたい人(最大3か月分)
  • 保証を長くしておきたい人(プレミアム特典で計3年)
  • 壁際に幅33cm・奥行34cmのステーションを置ける間取り

家具の下のホコリを諦めていたなら、高さ8.4cmの本体がその悩みを解消してくれます。あわせてモップの清潔さも自動で保たれます。

Plus 406 Comboが合う人

  • 家具の下に入る必要がなく、本体サイズを気にしない家
  • 床用洗剤のストックを多めに確保して始めたい人
  • 5GHz帯のWi-Fiに接続したい人(406の公式仕様は確認できないため、同型のPlus 405 Comboの公式値からの推定です)
  • 販売店の実売価格を比べたうえで納得できる人
  • 消耗品の型番を自分で確認して注文できる人

水拭きの自動化という体験は515と共通しています。価格は販売店や時期によって変動するため、購入時点の実売価格を確認したうえで、サイズと公式サポートの条件に納得できるなら、選択肢として成立します

別のモデルを見たほうがいい人

  • 床にコードやケーブルが出がちな家。515の公式仕様表に記載があるのはClearView LiDARのみで、カメラによる物体認識の記載はありません。公式は「靴やおもちゃなど床の物を避けながら清掃する」と説明していますが、あわせて「使用状況により精度が異なる場合があります。あらゆる環境での回避を保証するものではありません」とも注記されています。406については公式仕様が確認できないため、この点を判断できません
  • AutoWash充電ステーションを置く場所がない家。515でも幅33cm・高さ48.5cmあります
  • 床が畳や無垢材中心で、水拭きに向かない家
  • いま使っている水拭き対応ロボットに不満がない人
  • サポート窓口とのやり取りに手間をかけたくない人。406は公式に製品情報がなく、問い合わせで型番の説明が必要になる場面があります

Plus 515と406でよく出る3つの疑問

吸引力の「3倍」と「70倍」は、515のほうが弱いということですか?

そう読むのは誤りです。比較の基準が違います。515はRoomba 105 Comboとの比較、406はRoomba 600シリーズとの比較で、そもそも土俵が別です。ルンバは世代ごとに比較対象を変えて表記するため、倍率の数字を直接比べても意味がありません。掃除力を見たいなら、ブラシの構成やカーペット対策の仕組みで比べてください。

406の消耗品は405用を買えばいいですか?

公式には406を対応機種として明記した消耗品がないため、断定はできません。ただし、本体・ステーションの寸法と構成は405と一致しています。販売店の付属品リストも、405の内容に洗剤を加えたものです。同じ部品が使える可能性は高いと考えられます。ただし確実性を求めるなら、購入前にアイロボットのカスタマーケアへ型番を伝えて確認するのが安全です。

AutoWash充電ステーションは、どのくらいスペースが必要ですか?

床の占有面積は、515が奥行34.0×幅33.0cmでおよそ1,122平方センチメートル。406は奥行45.0×幅31.5cmで、およそ1,418平方センチメートルです。高さは515が48.5cm、406が47.2cm。加えて、ロボットが出入りする前方のスペースと、背面の電源コードの逃げも必要になります。設置予定の場所に段ボールを切って置いてみると、感覚がつかめます

まとめ|同じPlusでも、選ぶ基準はまったく違います

  • 本体の高さは515が8.4cm、406が10.6cm。設置面積は515が7割程度
  • モップの洗浄は515が75℃の温水、乾燥は45℃の温風。406は洗浄温度の記載なし・送風乾燥
  • 自動ゴミ収集は515が最大3か月分、406は公表値なし
  • Wi-Fiは515が2.4GHz帯。406は公式値を確認できず、同型405の公式値は2.4GHz帯/5GHz帯
  • 消耗品の型番は別系統。共通なのは紙パック4849916だけ
  • 保証は515が計3年、406は1年(販売店記載)
  • 406は2026年8月14日時点でメーカー公式に製品ページ・プレスリリースがなく、対応機種一覧にも記載がありません

家具の下のホコリと、モップの清潔さ。この2つを同時に解決したいなら、Plus 515 Comboが噛み合います。

本体サイズにこだわりがなく、水拭きの自動化だけ手に入れたい場合もあります。洗剤付きで始めたいなら、Plus 406 Comboでも目的は果たせます。

確認に使った情報源

  • Roomba Plus 515 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション|アイロボット公式オンラインストア https://store.irobot-jp.com/item/N285060.html
  • Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション|アイロボット公式オンラインストア https://store.irobot-jp.com/item/G185060.html
  • アイロボットジャパン プレスリリース(2026年5月27日)https://www.irobot-jp.com/press/pdf/20260527_01.pdf
  • 取扱説明書(Roomba Plus 510〜519)https://prod-help-content.care.irobotapi.com/files/2026/OwnersGuides/515/OG515jaJP.pdf
  • ルンバ Plus 406 Combo ロボット+AutoWash 充電ステーション G186060|ビックカメラ https://www.biccamera.com/bc/item/14356752/
  • iRobot ルンバ Plus 406 Combo +AutoWash G186060|ヨドバシ.com https://www.yodobashi.com/product/100000001009350967/

※上記の情報は、いずれも2026年8月14日に内容を確認しました。406の項目は公式の一次情報が存在しないため、家電量販店の商品ページの記載であることを本文中に明示しています。

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この記事を書いた人

農業|ライター|千葉県山武郡横芝光町でコシヒカリを始めとしたおいしいお米を生産|Word、ドキュメント、WordPressでの記事の執筆|日商簿記2級|FP3級|食品衛生責任者|英検2級

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