ルンバのPlus 505 ComboとMini Slim、どちらも床を拭けるのに、大きさが違いすぎて迷いませんか。
同じ「水拭き対応」と書かれていても、拭いたあとの後始末を誰がやるのかは、まるで違いますよね。
結論から言うと、選ぶ基準は「後始末を任せるか」「充電台を置けるか」「iPhoneでまとめるか」の3点だけです。
この記事では、公式の仕様表と取扱説明書まで確認し、実際の暮らしで何を変えるのかまで踏み込みました。
これを読めば、「壁ぎわの汚れが残ったまま」「充電台が大きすぎて置けない」といった、買ってからの後悔を避けられます。
読み終えるころには、3つの質問に答えるだけで自分に合う1台が決まります。
【表で比較】ルンバ Plus 505 ComboとMini Slimの中身
後始末は505 Combo、置き場所はMini Slim
Roomba Plus 505 Combo(全部おまかせ) |
Roomba Mini Slim + SlimCharge(置き場所いらず) |
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|---|---|---|
| 品番 | N185060 | F115260(白)/F115060(黒) |
| 発売日 | 2025年4月18日 | 2026年4月6日 |
| 本体サイズ | 奥行35.7×幅35.1×高さ10.6cm | 奥行24.5×幅24.5×高さ9.2cm |
| 本体重量 | 約4.3kg | 約2kg |
| 吸引力(公称) | 最大70倍(Roomba 600シリーズ比・2025年2月時点) | 最大70倍(Roomba 600シリーズ比・2025年2月時点) |
| メインブラシ | ゴム製のシングルアクションブラシ | 毛とゴム製のシングルアクションブラシ |
| 床の拭き方 | DualClean モップパッド with PerfectEdge(回転式2枚・壁ぎわは横に張り出す)/スマートスクラブ対応 | 専用の使い捨て床拭きシート(市販シートも使用可) |
| モップの自動洗浄・乾燥 | 自動洗浄+温風乾燥 | ― |
| 自動給水 | あり | ― |
| カーペットへの対応 | モップを10mm持ち上げて掃除機がけを継続(パッドリフト) | 拭くときはカーペットを自動でよける |
| 充電台の名称 | AutoWash 充電ステーション | SlimCharge 充電スタンド |
| 充電台のサイズ | 奥行45.0×幅31.5×高さ47.0cm(床に据え置き) | 奥行8.6×幅22.2×高さ12.3cm(縦置き時・壁ぎわに立てかけ) |
| 充電台が床をふさぐ広さ | 約1,418平方cm(A4用紙2枚半ほど) | 約191平方cm(A4用紙の3分の1ほど) |
| 充電台の重量 | 約6.3kg | 約0.7kg |
| ゴミの自動吸い上げ | 最大75日分ためられます(紙パック交換は年5回ほど) | ありません(毎回ダストビンを手で空にします) |
| 汚れを見つけて往復する機能(Dirt Detect) | 搭載 | 非搭載 |
| 部屋の地図づくり・モノの見分け | ClearView Pro LiDAR+PrecisionVision AI(LiDAR+カメラ+LEDライト) | ClearView LiDAR(モノの種類までは見分けません) |
| 無線通信 | Wi-Fi 2.4GHz帯/5GHz帯 | Wi-Fi 2.4GHz帯/5GHz帯 |
| iPhoneのホームアプリ連携(Matter/Appleホーム) | 対応の記載あり(iOS 18.4以降が必要) | 公式ページに記載なし |
| 充電時間 | 約4時間 | 約6時間 |
| カラー | ブラック | 白・黒 |
| 消費電力 | メーカー公表値なし | メーカー公表値なし |
| 最新価格 | 楽天で価格をチェック | 楽天で価格をチェック |
※スペックは2026年8月14日時点の各社公表値です。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
Plus 505 Comboは、掃除の質と後片づけの両方を機械に寄せた機種です。くるくる回る2枚のモップが壁ぎわまで届いて拭き、充電台がそのモップを洗って乾かしてくれます。集めたゴミも紙パックへ自動で送られます。
Mini Slimは逆に、設備をぎりぎりまで削った機種。充電台は壁に立てかけるタイプで、ゴミを吸い上げる仕組みはありません。床は使い捨てのシートを貼って拭き、終わったら外して捨てるだけです。
公式は、Mini Slimが床をふさぐ広さを従来製品より85%減らしたと説明しています。同じ悩みへの答え方が、そもそも逆を向いた2台。
ルンバ Plus 505 ComboとMini Slimを分ける6つの違い
違い1|壁ぎわまで届くかどうか
505 Comboは、くるくる回る2枚のモップで拭きます。壁や家具のきわに来ると、モップが横に張り出して届く仕組み。こすり洗いのように往復する動きにも対応します。
一方Mini Slimは、本体の底に使い捨てシートを貼り、面で拭き取る方式。公式には、花王のクイックルワイパー 立体吸着ウェットシートなど市販品も使えると書かれています。
こびりついた汚れを落とす力なら505 Combo。手軽さと衛生面の割り切りならMini Slim。
部屋のすみの黒ずみが気になるかどうかが、ひとつの分かれ目になります。
違い2|拭いたあとの後始末
505 Comboは掃除が終わると、充電台がモップを自動で洗い、温風で乾かします。本体タンクへの給水も自動。取扱説明書には、一定時間ごとに自動で洗う仕組みも書かれています(180時間ごと)。
しかしMini Slimは、掃除が終わったらシートを外して捨てるだけです。汚れた水を流す必要も、モップを干す場所も要りません。
「洗う手間をなくす」のが505 Combo。「洗うという工程そのものをなくす」のがMini Slim。
違い3|集めたゴミの行き先
505 Comboの充電台は、たまったゴミを紙パックへ自動で吸い上げます。ためておける目安は最大75日分。紙パックの交換は、年5回ほどで済む計算です。
しかしMini Slimの充電台には、この仕組みはありません。公式の仕様表にも、充電台での自動ゴミ収集はないと書かれています。本体が小さいぶんゴミをためる箱も小さいので、ペットがいる家では想像より頻繁に捨てることになります。
掃除は終わったあと、ゴミを捨てるために立ち上がる回数を減らしたいなら505 Comboです。
違い4|充電台の大きさ
505 Comboの充電台は、床に置くタイプです。ふさぐ広さはA4用紙を2枚半ならべたくらい(奥行45.0×幅31.5cm)。高さはテーブルの天板とほぼ同じで、持ち上げるとずしりときます(高さ47.0cm・約6.3kg)。
Mini Slimの充電台は、壁ぎわに立てかけて使います。ふさぐ広さはA4用紙の3分の1ほど(奥行8.6×幅22.2cm)。高さは文庫本を立てたくらい、重さは食パン1斤ほどしかありません(高さ12.3cm・約0.7kg)。
差はおよそ7.4倍。本体の高さも1.4cm違うので、ベッド下に入るかどうかも変わります。置きたい場所とすき間を、買う前に測っておきましょう。
違い5|床にあるモノを見分ける力
505 Comboは走りながら部屋の地図をつくり、さらにカメラとライトで床のモノの種類まで見分けます。汚れが多い場所を見つけると、そこだけ走る回数を自動で増やす機能も入っています。
Mini Slimも地図はつくりますが、モノの種類までは判断しません。ぶつからずに走る、という段階にとどまります。
ただし公式は、どちらについても「使用状況により精度が異なる場合があります。あらゆる環境での回避を保証するものではありません」と注記。過度な期待は禁物です。
違い6|ラグの上で起きること
505 Comboはラグを見つけると、濡れたモップを少しだけ持ち上げます(10mm)。カーペットを濡らさずに、掃除機がけだけを続けられるという意味です。
Mini Slimは拭くとき、カーペットそのものを自動でよけます。つまりラグの部分は、拭き掃除の対象から外れることになります。
フローリングとラグが混ざった部屋では、この違いが1回の掃除でどこまで終わるかを分けます。リビングにラグを敷いているなら、あとから自分で掃除機をかける手戻りが減るのは505 Comboのほう。
iPhoneのホームアプリを使うなら505 Combo

505 Comboの公式ページには、Appleのホームアプリにつなげると書かれています。時間になったら自動で走らせたり、Siriに掃除を頼んだりできます。
ただし条件つき。公式の注記によると、つなぐにはiOS 18.4以降のiPhoneが必要です。外出先からの操作や自動実行には、HomePodやApple TVも要ります。
Mini Slimの公式ページに、この対応の記載は見つかりませんでした。iPhoneで家じゅうの家電をまとめている方には、ここが決め手になるでしょう。
【ここだけ見て】購入を決める前の3つの質問

リードで挙げた3つの質問に、上から順に答えてみてください。ここまでの内容が、そのまま判断材料に変わります。
- モップを洗って乾かすところまで任せたいですか。→ はいならPlus 505 Combo。Mini Slimは毎回シートを貼って捨てる方式です
- A4用紙2枚半ぶんの床を、充電台に明け渡せますか。→ 無理ならMini Slim。壁ぎわに立てかけられ、ふさぐのはA4用紙の3分の1ほど(約191平方cm)です
- iPhoneのホームアプリで家電をまとめていますか。→ まとめているならPlus 505 Combo。Mini Slimの公式ページに対応の記載はありません
Plus 505 Comboを選ぶ価値がある家
- フローリングが広く、壁ぎわやすみの汚れまで拭いてほしい
- ラグとフローリングが混ざっていて、1回で掃除を終わらせたい
- ゴミ捨てもモップ洗いも、できるだけやりたくない
- iPhoneのホームアプリで、家電をまとめて動かしたい
- 壁ぎわにA4用紙2枚半ぶんの床を空けられる
掃除のあとに残る作業を、まとめて手放したい。その希望なら、モップを洗って乾かす充電台が付く505 Comboが引き受けてくれます。置き場所さえ確保できれば、拭き掃除は考えなくていい作業になります。
Mini Slimを選ぶ価値がある家
- ワンルームや1Kで、大きな充電台を置く余裕がない
- ベッド下やソファ下のすき間を掃除させたい
- 汚れた水の処理を一切したくない
- Wi-Fiの設定に不安がある、または贈り物として渡したい
- 本体を持ち上げて、掃除したい部屋に運びたい
置き場所がないから、と検討をやめていた方もいるでしょう。壁ぎわに立てかけられる充電台なら、その前提から変わります。
505 ComboとMini Slimの中間を探したほうがいい人
- 小さいけれどゴミ捨ては自動がいい人。ゴミを吸い上げる充電台が付くRoomba Miniなら、Mini Slimと同じ本体サイズで自動化できます
- 家具の下の高さが10cm未満で、505 Comboが入らない家。同じ全自動でも、本体の高さが8.4cmのPlus 515 Comboという手があります
- いま使っているロボット掃除機に不満がない人。505 Comboは2025年4月の発売で、後の世代がすでに出ています
- 床が畳や無垢材中心で、水拭きが向かない家
上の2つは現実的な逃げ道です。この2台の中間にあたる機種があると知っておくだけで、選択肢がひとつ増えます。
カートに入れる前に測っておきたい3点
- 家具の下の高さ。505 Comboは10.6cm、Mini Slimは9.2cmです。1cm以上の余裕があるか実測してください
- 充電台の置き場所。505 Comboの充電台は高さ47.0cm・約6.3kg。ロボットが出入りする前方のすきまと、背面のコンセントの逃げも要ります
- 保証の条件。メーカー保証は1年です。公式オンラインストアで買うと延長保証1年が付いて合計2年になります。認定販売店以外で買った製品は保証の対象外になる旨が、公式に明記されています
ルンバ Plus 505 ComboとMini Slimに寄せられる3つの質問
まとめ|仕上がりを取るか場所を取るか

- 505 Comboは回る2枚のモップで壁ぎわまで、Mini Slimは使い捨てシートで面を拭きます
- モップの洗浄・温風乾燥・自動給水は505 Comboだけ
- ゴミの自動吸い上げも505 Comboだけ(最大75日分)
- 充電台が床をふさぐ広さは505 Comboが約7.4倍
- 床のモノを見分けるカメラとiPhone連携も505 Comboだけ
拭いたあとの後始末まで手放したい。その希望に応えられるのは505 Comboのほうです。
置き場所を諦めずにロボット掃除機を迎えたい。その条件なら、Mini Slimが無理なく収まります。
参照した公式ページ
- Roomba Plus 505 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション|アイロボット公式オンラインストア https://store.irobot-jp.com/item/N185060.html
- Roomba Mini Slim 掃除機&床拭きロボット + SlimCharge 充電スタンド|アイロボット公式オンラインストア https://store.irobot-jp.com/item/F115260.html
- アイロボットジャパン プレスリリース(2025年4月16日)https://www.irobot-jp.com/press/pdf/20250416_3.pdf
- アイロボットジャパン プレスリリース(2026年2月19日)https://www.irobot-jp.com/press/pdf/20260219.pdf
- 取扱説明書(Roomba Plus 500シリーズ + AutoWash 充電ステーション)https://prod-help-content.care.irobotapi.com/files/2025/OGs/OG505PLUSCombowAWjaJP.pdf
- 取扱説明書(Roomba Mini/Mini Slim)https://prod-help-content.care.irobotapi.com/files/2026/OwnersGuides/Mini/OGRoombaMinijaJP.pdf
※上記の公式情報は、いずれも2026年8月14日に内容を確認しました。




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