「ルンバのMax 705 VacとPlus 406 Combo、どちらも大きいのに何が違うのか分からなくない」。
結論から言うと、この2台の選ぶ基準は「水拭きが要るか」「大きな設備を置けるか」「公式サポートを重視するか」の3点です。
本記事では、公式の仕様表と取扱説明書まで確認し、あなたの暮らしで何を変えるかまで踏み込みました。これを読めば、「水拭きを使わないのに設備が大きい」「消耗品が探しにくい」といった、買ってからの後悔を避けられます。
ルンバ Max 705 VacとPlus 406 Comboの比較表
705 Vacの数値はアイロボット公式オンラインストアの製品仕様欄から引用しました。406は公式に記載がないため、家電量販店の商品ページから引用しています。出典が異なる点にご注意ください。
掃除機がけを極めるならMax 705 Vac、水拭きの後始末まで任せるならPlus 406 Combo
Roomba Max 705 Vac(掃除機がけ特化) |
Roomba Plus 406 Combo(水拭き全自動) |
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|---|---|---|
| 品番 | W155060 | G186060 |
| 発売日 | 2025年4月18日 | 2025年9月5日 ※販売店の記載 |
| 清掃のタイプ | 掃除機がけ専用 | 掃除機がけ+水拭き |
| 吸引力(公称) | 最大180倍 ※600シリーズ比 (フル充電でスポット清掃時) | 最大70倍 ※600シリーズ比 |
| メインブラシ | ゴム製デュアルアクション2本 | ゴム製シングルアクション1本 |
| 充電ステーション | AutoEmpty 奥行17.1×幅21.3×高さ28.1cm/約1.6kg | AutoWash 奥行45.0×幅31.5×高さ47.2cm/約6.3kg |
| 床の占有面積(目安) | 約364c㎡ | 約1,418c㎡ |
| 自動ゴミ収集 | 最大75日分 | メーカー公表値なし |
| モップ自動洗浄・乾燥 | ― | 自動洗浄+送風乾燥 |
| 自動給水 | ― | あり |
| Dirt Detect | 搭載 | 公式に記載なし |
| マッピング/物体認識 | PrecisionVision AI(カメラあり) | 公式・販売店の仕様表とも 記載を確認できず |
| フィルター交換の目安 | 2か月ごと | 3〜6か月ごと(405系) |
| メーカー公式の製品ページ | あり | なし(2026年8月14日時点) |
| 最新価格 | 楽天で価格をチェック | 楽天で価格をチェック |
※スペックは2026年8月14日時点の各社公表値です(一部は家電量販店の商品ページの記載)。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
Max 705 VacとPlus 406 Comboの5つの違い

違い1|水拭きの有無
Max 705 Vacは掃除機がけ専用で、モップパッドの設定がありません。一方、Plus 406 Comboは回転する2枚のDualCleanモップパッドで拭きます。掃除後はAutoWash充電ステーションがパッドを自動で洗浄し、送風で乾燥させる。本体タンクへの給水も自動で行われます。
水拭きロボットを敬遠する理由の多くは「汚れたモップを毎回洗うのが面倒」でしょう。406はその工程を機械側に寄せています。
違い2|吸引力はほぼ同じ
ルンバの吸引力はモデルごとに比較対象がちがうため、直接比べるのが難しいことがほとんどです。しかし、今回の2台(705 Vac / 406)はどちらも「Roomba 600シリーズとの比較」と書かれているため、数字での比較がかんたんです。ただし、注意したいポイントが1つあります。
705 Vac:「フル充電でスポット清掃したとき」という条件つき
406:特別な条件の記載はなし
完全に同じ条件で測った数字ではない点はおさえておきましょう。また、清掃ブラシの数にも違いがあります。
705 Vac:ゴム製のデュアルアクションブラシ2本
406:ブラシ1本
ブラシが2本あると床をかき出す面積が増えるため、カーペットの奥に入り込んだ砂やペットの毛を掃除したいときに有利です。
違い3|床にモノの見分け方
705 Vacは、カメラを使って床に落ちているモノを見分けます。公式ページによると、以下のモノをしっかり避けて掃除できます。
- コードやケーブル類
- 靴
- 犬や猫の固形のフン
一方、406については床のモノを見分ける機能についての記載が公式や販売店で見つかりませんでした。ほぼ同じ性能の「Plus 405 Combo」はカメラがなくLiDAR(センサー)のみとなっています。
散らかったコード類などを確実に避けたいなら、機能が明記されている「705 Vac」を選ぶのが安心です。
違い4|充電ステーションの大きさ
705 VacのAutoEmpty充電ステーションは奥行き17.1×幅21.3cm。床の占有面積はおよそ364平方センチメートル、高さ28.1cm、重さ約1.6kgです。A4用紙より小さい面積で、片手で動かせます。
406のAutoWash充電ステーションは奥行き45.0×幅31.5cm。占有面積はおよそ1,418平方センチメートルで、705 Vacの約3.9倍。高さ47.2cm、重さ約6.3kgです。腰高の家具を1つ増やす感覚に近くなります。
水拭きの後始末を自動化するには、洗浄水のタンクも汚水のタンクも必要です。ステーションが大きくなるのは、その代償だと考えてください。
違い5|タンクへの給水
406はステーションのタンクから本体へ自動で給水しますが、タンクへの水の補充は人がやります。公式はAutoWash充電ステーションについて「4週間の水拭き掃除とモップパッド洗浄」と案内しています。この4週間は、週に1回の拭き掃除を基準にした値です。
705 Vacには給水も排水もありません。手を動かすのは紙パックの交換とフィルター交換だけです。
【比較】充電ステーションができること
この2台の差は、実は本体よりステーションに出ています。それぞれが何をやってくれるのかを整理しました。
| ステーションがやること | AutoEmpty(705 Vac) | AutoWash(406) |
|---|---|---|
| ゴミの自動排出 | あり(最大75日分) | あり(期間の公表値なし) |
| モップパッドの洗浄 | ― | あり |
| モップパッドの乾燥 | ― | あり(送風乾燥) |
| 本体タンクへの自動給水 | ― | あり |
| ステーション内部のセルフクリーニング | ― | あり |
| 人がやること | 紙パック交換/フィルター交換 | 紙パック交換/フィルター交換/タンクへの給水 |
| 床の占有面積(目安) | 約364c㎡ | 約1,418c㎡ |
AutoEmptyは「ゴミ捨てだけを引き受ける小さな設備」。AutoWashは「後片付けをまとめて引き受ける大きな設備」。この理解で選べば大きく外しません。
なお公式の取扱説明書によると、フィルターの交換時期の目安はMax 705 Vacが2か月ごと。405系(406と同構成)は3〜6か月ごとです。上位機のほうが交換の回数は多くなります。
【検討する前に】Plus 406で知っておきたい4つのこと
他の比較記事ではあまり触れられませんが、Plus 406 Comboについては、次のことが確認できました。
- 公式サイトの製品一覧にも、公式ストアにも406のページがない
- 公式のプレスリリースに406の発売を伝えるものがない
- 消耗品ページの「対応機種」一覧にも406の名前がない
- 発売日が販売店と価格比較サイトで食い違っている
406が粗悪という話ではありません。寸法はPlus 405 Comboと同じで、洗剤を付けた流通向けの型番と考えるのが自然。ただし消耗品を注文するとき、公式ページで自分の機種が見つからない状態になります。不安ならカスタマーケアに確認してから買いましょう。
【これで判断】あなたはどちらを選ぶべきか

リードで挙げた3つの質問に、上から順に答えてみてください。ここまでの内容が判断に変わります。
- 床の水拭きを機械に任せたいですか? 「はい」ならPlus 406 Combo。705 Vacに水拭きはなく、あとから追加もできません
- 幅31.5cm・奥行45cmの設備を置けますか? 置けないならMax 705 Vac。AutoEmptyはA4用紙より小さい面積で済みます
- 公式サポートの手厚さを重視しますか? するならMax 705 Vac。406は公式に製品ページがなく、消耗品の対応機種にも記載がありません
Max 705 Vacで正解になる人
- カーペットやラグの面積が広い
- 犬や猫がいて、抜け毛が床に溜まりやすい
- 床にコードやおもちゃが出がちで、巻き込みを避けたい
- 充電ステーションの置き場所を大きく取れない
- 水拭きは自分でやる、または必要ない
掃除機がけの徹底度と、置き場所の身軽さ。この2つを優先するなら705 Vacが噛み合います。設置に必要なのはA4用紙より小さい面積です。
Plus 406 Comboで正解になる人
- フローリングが中心で、床のベタつきが気になる
- 小さなお子さんがいて、食べこぼしの拭き取りが日課になっている
- モップを手で洗うのが嫌で、水拭きを諦めていた
- 壁際に幅31.5cm・奥行45cmのスペースを確保できる
- 床用洗剤のストックを多めに確保して始めたい
拭いたあとの後始末から解放されたいなら、AutoWash充電ステーション付きの406が引き受けてくれます。置き場所さえ用意できれば、水拭きは考えなくていい作業に変わります。
どちらも選ばなくていい人
- いま使っているロボット掃除機に不満がない人。705 Vacは2025年4月発売で、後継の世代がすでに出ています
- 本体の高さ10.4〜10.6cmが、掃除してほしい家具の下に入らない家
- ワンルームなど、掃除面積が小さくコンパクトなモデルで足りる家
- 床が畳や無垢材中心で、強い吸引も水拭きも活きにくい家
- サポート窓口とのやり取りに手間をかけたくない人。406は公式に製品情報がなく、問い合わせで型番の説明が必要になる場面があります
注文前にやっておきたい3つの確認

- 家具の下の高さを実測する。 本体の高さは705 Vacが10.4cm、406が10.6cm。カタログの数値ぎりぎりだと途中で止まります
- ステーションの置き場所と電源を確保する。 AutoWashは奥行45cm。背面に電源コードの逃げも必要です
- 保証の条件を確認する。 メーカー保証は1年です。認定販売店またはアイロボット公式ストア以外で購入した製品は、保証書があっても対象外になる旨が公式に明記されています。販売店によって保証の扱いが異なるため、購入前に確認してください
よくある3つの質問
まとめ|ステーションに何をやらせたいかで決まります

- 水拭きとその後始末をやるのは406だけ
- 吸引力はどちらも600シリーズ比。705 Vac側にだけ測定条件の注記あり
- ブラシは705 Vacが2本、406が1本
- ステーションの床占有は406が約3.9倍
- 床のモノを見分けるカメラは705 Vacに記載あり、406は確認できず
- 406は公式に製品ページもプレスリリースもありません
▼確認に使った情報源
- Roomba Max 705 Vac ロボット + AutoEmpty 充電ステーション|アイロボット公式オンラインストア
- Roomba Plus 405 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション|アイロボット公式オンラインストア
※上記の情報は、いずれも2026年8月14日に内容を確認しました。




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