「ルンバのMax 715とPlus 406、結局どっちを買えばいいの?」
「Plus 406は“70倍”、Max 715は“4倍”。数字が大きいPlus 406のほうが吸引力は強いってこと?」
shoeiルンバの型番が新しくなってから、この2機種で迷う方がとても増えています。
- Roomba Max 715 Vacは水拭きを捨てて、掃除機がけの性能だけに振り切ったモデル
- Roomba Plus 406 Comboは、掃除機がけと水拭きを1台でこなすモデル
そして冒頭の「4倍」と「70倍」は、比較している相手の機種が違います。この数字をそのまま並べて比べてはいけません。
この記事では、メーカー公表スペックをもとに6つの違いを整理します。単なる数値の並べ替えではなく、「その差が毎日のどの場面で効いてくるのか」まで翻訳してお伝えします。
ルンバ Max 715とPlus 406のスペックを一覧で比較
まずは全体像です。数値はすべてアイロボット公式および公式プレスリリースの公表値をもとにしています。
最大の違いは「水拭きの有無」と「障害物をカメラで見分けられるか」
![]() ![]() (吸引特化・2026年新モデル) |
![]() ![]() (吸引+水拭き) |
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|---|---|---|
| タイプ | 掃除機がけ専用 | 掃除機がけ+水拭き |
| 発売・販売開始 | 2026年7月17日 | 2025年9月5日 |
| 吸引力(公称) | 最大4倍 ※Roomba 105 Comboとの比較 | 最大70倍 ※Roomba 600シリーズとの比較(2025年2月時点) |
| メインブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ 2本 | ゴム製シングルアクションブラシ 1本 |
| 水拭き | 非搭載 | DualClean モップパッド スマートスクラブ対応 |
| 物体認識 | ClearView Pro LiDAR +PrecisionVision AI (コード・靴・排せつ物を回避) | ClearView LiDAR のみ |
| Dirt Detect | あり | なし |
| 自動ゴミ収集 | 最大3か月分 | 最大75日分 |
| モップ自動洗浄・乾燥 | ― | あり(送風乾燥) |
| 本体サイズ | 奥行35.0×幅34.5×高さ10.5cm | 奥行35.7×幅35.1×高さ10.6cm |
| 本体重量 | 約3.4kg | 約4.1kg |
| 充電ステーション サイズ | 奥行17.2×幅21.3×高さ29.0cm | 奥行45.0×幅31.5×高さ47.2cm |
| 充電時間 | 約3時間 | 約4時間 |
| メーカー保証 | 3年 (ルンバ プレミアム特典) | 特典対象として 公表されていない |
| こんな人に | カーペットが多い/ペットや長い髪/床にモノが出がち | フローリング中心/ベタつきも落としたい |
| 最新価格 | 価格をチェック | 価格をチェック |
※スペックは2026年8月時点のメーカー公表値です。仕様は予告なく変更される場合があります。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
表を見ると、違いは「水拭きができるかどうか」だけではないことがわかります。ここから、暮らしに効いてくる順に6つを掘り下げます。
ルンバ Max 715とPlus 406の6つの違い


結論を先に並べると、違いは「水拭き」「吸引力の基準」「障害物の見え方」「置き場所」「手がかかる回数」「保証」の6点です。
違い1:水拭きができるのはPlus 406だけ
Max 715 Vacの製品仕様は、モップパッドの欄が「―」です。つまり水拭き機能は一切ありません。
Plus 406 ComboにはDualClean モップパッドが付き、圧力をかけて磨く「スマートスクラブ」に対応しています。掃除機がけのみ、水拭きのみ、同時に、掃除機がけの後に水拭き、の4通りから選べます。
ここで見落としがちなのが、切り替え方式の数値です。
Plus 406のパッドリフト量は10mmと公表されています。カーペットを検知するとモップを持ち上げて濡らさない仕組みですが、持ち上がる高さには限りがあります。毛足の長いラグが多いお部屋では、事前にメーカーのFAQで対応可否を確認しておくと安心です。
裏を返すと、Max 715は水を使わないため、給水も排水もモップの乾燥も発生しません。水拭きはご自身で、あるいは別の機器に任せると割り切れる方には、むしろ手間が減る構成といえます。
違い2:吸引力「4倍」と「70倍」は比べている相手が違う
数字が大きいPlus 406のほうが強い、とはなりません。
それぞれの注記を読むと、比較対象がはっきり書かれています。
- Max 715の「最大4倍」……Roomba 105 Comboとの比較
- Plus 406の「最大70倍」……Roomba 600シリーズとの比較(2025年2月時点)
Roomba 600シリーズは長年売れ続けたベーシックな世代、Roomba 105 Comboは新型番世代のエントリーモデルです。土台となる機種が違うので、4と70という数字を直接並べても意味がありません。
では実際はどちらが強いのか。アイロボットはプレスリリースで、Max 715とMax 775の2機種を「ルンバ史上最高の吸引力」と説明しています。掃除機がけのパワーそのものは、Max 715が上位という位置づけです。
ブラシの構成にも差があります。Max 715はゴム製のデュアルアクションブラシが2本、Plus 406はシングルアクションブラシが1本です。カーペットの奥に入り込んだ砂やペットの抜け毛をかき出す力は、ブラシ本数の差としても現れます。
違い3:床の障害物を「見て」避けられるのはMax 715だけ
実は、この差が毎日の使い勝手をいちばん左右します。
Max 715はClearView Pro LiDARに加えて、PrecisionVision AI テクノロジー(LiDAR+カメラ+LEDライト)を搭載しています。コード類、靴、靴下、ペットの固形の排せつ物などを認識して避けて走ります。
対してPlus 406はClearView LiDARのみです。
LiDARは「そこに何かがある」ことは検知できますが、「それが何なのか」までは判別しません。
この差は、走らせる前の準備時間として積み上がります。小さなお子さんやペットがいて床にモノが出やすいご家庭では、Plus 406は「床を片付けてから起動する」前提になりやすいということです。1回5分の片付けでも、毎日なら月に2時間半ほどになります。
加えて、汚れの多い場所を検知して往復回数を自動で増やすDirt Detect テクノロジーも、Max 715のみの搭載です。玄関まわりやキッチン下など、汚れが集中するエリアの仕上がりに差が出ます。
なお、障害物の回避はアプリへの接続が前提で、あらゆる環境での回避を保証するものではないとメーカーも注記しています。
違い4:充電ステーションの置き場所の条件がまるで違う
見落とされがちですが、購入後にいちばん困りやすいのがここです。
- Max 715のAutoEmpty充電ステーション……奥行17.2×幅21.3×高さ29.0cm/約2.2kg
- Plus 406のAutoWash充電ステーション……奥行45.0×幅31.5×高さ47.2cm/約6.3kg
床に占める面積で比べると、Plus 406はMax 715のおよそ3.9倍です。
さらに効いてくるのが高さ47.2cmという数値です。テレビ台の下やカウンター下の隙間、階段下の収納などには収まらないことがあります。Plus 406を検討するなら、置きたい場所の幅・奥行・高さを先にメジャーで測っておくことをおすすめします。
Max 715のステーションは高さ29.0cmと低く、重量も約2.2kgと軽量です。模様替えのときに動かしやすい点も、地味ですが効いてきます。
違い5:ゴミ捨てより「水の補充」の回数を見ておく
自動ゴミ収集の期間は、Max 715が最大3か月分、Plus 406が最大75日分です。
年間の回数に置き換えると、Max 715は紙パック交換が年およそ4回、Plus 406は年およそ5回になります。
差は年に1回程度ですから、ここは決め手になりません。
むしろ確認しておきたいのは水のほうです。Plus 406のAutoWash充電ステーションは、水拭きとモップ洗浄が4週間分と公表されていますが、これは週1回の拭き掃除を基準とした数値です。
毎日水拭きをする使い方なら、単純計算でおよそ4日ごとに給水と排水が発生します。「全自動」という言葉から想像する頻度と、実際の手間にはずれが出やすい部分です。
Max 715は水まわりのお手入れがそもそも存在しません。フィルターや紙パック、ブラシを3〜6か月ごとに交換する、というシンプルな運用になります。
違い6:保証年数とサポート体制
Max 715は、日本法人独自のサービス「ルンバ プレミアム特典」の対象モデルです。内容は次の3つです。
- メーカー保証期間を3年に延長
- 優先的にサポートを受けられる専用ダイヤル
- 交換用アクセサリーの同梱(カーボン紙パック×2、フィルター×3)
プレミアム特典の対象として公表されているのは、Max 775とMax 715の2機種です。Plus 406は対象として案内されていません。
ロボット掃除機は精密機器で、バッテリーやブラシは消耗します。長く使うつもりなら、保証年数の差は選択理由として十分に成り立ちます。
ルンバ Max 715とPlus 406の6つの共通点


違いばかり見てきましたが、共通している部分も少なくありません。
- Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応
- Roomba Homeアプリでスケジュール設定、進入禁止エリア、部分清掃の指定が可能
- Alexa、Siri、Google アシスタントによる音声操作に対応
- 充電ステーションが密閉式の紙パックへゴミを自動収集
- 毛が絡まりにくいゴム製ブラシとエッジクリーニングブラシを搭載
- 本体の高さはMax 715が10.5cm、Plus 406が10.6cmでほぼ同じ
本体の高さがほぼ同じという点は、意外と大事です。ソファやベッドの下に潜り込めるかどうかは、どちらを選んでも条件が変わりません。
どっちを選ぶ?タイプ別の判断軸


価格ではなく、お住まいの床とモノの量で決めるのが失敗しにくい選び方です。
ルンバ Max 715 Vacをおすすめする人
- カーペットやラグが部屋の主役になっている
- ペットを飼っている、または髪の長い方がいて絡まりに悩んでいる
- 床にモノが出がちで、片付けずに走らせたい
- 水拭きは自分でやる、あるいは別の機器に任せると割り切れる
- 充電ステーションを置くスペースが限られている
- 2階へ持ち運ぶことがある(本体は約3.4kgと軽量)
- 保証は長いほうが安心だと感じる
最新価格と在庫は下記からご確認ください。
ルンバ Plus 406 Comboをおすすめする人
- フローリング中心の間取りで暮らしている
- 食べこぼしや皮脂によるベタつきを、掃除機がけと一緒に落としたい
- モップの手洗いと乾燥を自分でやりたくない
- 床にモノが少なく、走らせる前の片付けが苦にならない
- 高さ47.2cmのステーションを無理なく置ける場所がある
最新価格と在庫は下記からご確認ください。
購入前に確認しておきたい4つの注意点


どちらを選ぶ場合も、注文ボタンを押す前にここだけは押さえておきたい点です。
- Plus 406は取り扱いを終了している販売店があります。ヨドバシ.comでは販売終了の表示になっているため、在庫限りの可能性があります。購入を決めたら在庫状況を早めに確認してください。
- Plus 406を選ぶなら、ステーションの設置場所を先に測ってください。高さ47.2cm、奥行45.0cmが収まるかどうかが最初の関門です。
- Max 715は水拭きが一切できません。ブラーバなど別の機器を足す前提になるなら、置き場所と手間の総量で考えたほうが納得しやすくなります。
- 障害物の回避機能は、アプリへの接続が前提です。またメーカーも、あらゆる環境での回避を保証するものではないと明記しています。過度な期待は禁物です。
ルンバ Max 715とPlus 406のよくある3つの質問
まとめ|ルンバ Max 715とPlus 406は「床とモノの量」で選ぶ


最後に、6つの違いを整理します。
- 水拭きができるのはPlus 406のみ。Max 715は掃除機がけ専用
- 吸引力は「4倍」「70倍」ともに比較対象が異なり、実際に強いのはMax 715
- 障害物をカメラで認識して避けられるのはMax 715のみ
- 充電ステーションの設置面積は、Plus 406がMax 715のおよそ3.9倍
- ゴミ捨ての回数差は年1回程度。むしろPlus 406の給水頻度を確認したい
- メーカー保証はMax 715が3年、Plus 406は特典対象として公表されていない
カーペットが多く、床にモノが出やすいお住まいならMax 715 Vac。フローリング中心で、水拭きまで1台に任せたいならPlus 406 Combo。この軸で選べば、大きく外すことはありません。



どちらも在庫と価格は変動します。気になったタイミングで、下記から最新の状況をご確認ください。
※本記事のスペックは2026年8月時点のアイロボット公式オンラインストアおよび公式プレスリリースの公表値に基づいています。












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