【2026年最新】農家が使える収入保険の加入方法を5ステップで解説

温かな夕暮れの農場で

「収入保険に入りたいけど、どこに相談して何を準備すればいいかさっぱりわからない」

収入保険への加入を検討し始めると、「何を準備すればいいのか」「どこに相談すればいいのか」と迷う農家は多いです。また、地元のNOSAI(農業共済組合)に問い合わせると「まず青色申告の実績が必要」と言われ、その年の加入を断念するケースも少なくありません。加入前の準備がいかに重要かを理解することが、スムーズな加入への近道です。

この記事では、収入保険に加入するための具体的な手順を5ステップで解説します。

この記事でわかること
  • 収入保険加入の具体的な5ステップ
  • 必要な書類と事前準備の内容
  • 申込みの窓口とスケジュール
  • 加入後に気をつけるべきポイント

収入保険の加入には青色申告が必要です。記帳は今から始めておくのが正解。
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目次

ステップ1:青色申告の準備と実績をつくる

収入保険に加入するための最初の条件は「青色申告の実績があること」です。具体的には、加入する年の前年に青色申告を行っていることが必要です。まだ白色申告をしている方は、まず青色申告への切り替えが第一歩となります。

青色申告への切り替え手順

  1. 最寄りの税務署に「青色申告承認申請書」を提出する
  2. 農業の収支を正確に記帳する(農業収入・農業費用)
  3. 翌年3月15日までに青色申告書(確定申告書B+農業所得用の青色申告決算書)を提出する

青色申告の記帳は、最初は複雑に感じるかもしれませんが、クラウド会計ソフトを使えば農業特有の勘定科目も自動で処理してくれます。私はMFクラウドを使って農薬代・肥料代・燃料費などを入力しており、確定申告の時期もほぼ自動で書類が完成します。

就農1年目から青色申告を始めることで、収入保険の基準収入(直近5年間の平均)が早く積み上がっていきます。1年でも早く始めることが、長期的に見て有利です。

ステップ2:管轄のNOSAIに相談・問い合わせをする

青色申告の実績ができたら、次は管轄のNOSAI(農業共済組合)に連絡を取ります。収入保険の申込み窓口はNOSAIが担当しています。全国各地にNOSAIの支所・出張所があるので、農地のある地域を管轄するNOSAIに問い合わせましょう。

NOSAIへの問い合わせ時に確認すること

確認事項内容
加入申込み期間通常は毎年10月〜11月頃が多い(地域によって異なる)
必要書類の種類青色申告書類・本人確認書類など
保険料の試算自分の収入規模に合わせた概算を教えてもらえる
加入区分保険方式・積立方式の組み合わせの選択肢

NOSAIの担当者は、必要に応じて圃場まで説明に来てくれる場合があります。農業の規模や品目の状況を伝えることで、最適な補償設計を提案してもらえます。遠慮なく細かい疑問を聞くことが大切です。

ステップ3:必要書類を準備する

加入申込みに必要な書類を揃えます。以下が主な必要書類です。

必要書類一覧

書類名内容
直近の青色申告決算書農業収入と経費が記載されたもの
確定申告書(農業所得分)税務署への提出控えのコピー
本人確認書類マイナンバーカード・運転免許証など
農地・営農に関する書類農地台帳・作付計画書など(地域のNOSAIに確認)
振込先口座情報保険金受け取り用の口座

青色申告書類は、税務署に提出したものの控えを保管しておくことが重要です。

ステップ4:加入申込み書類を記入・提出する

NOSAIから申込み書類を受け取ったら、必要事項を記入して提出します。申込みの際には以下の点を決める必要があります。

申込み時に選択する項目

  • 保険方式と積立方式の組み合わせ: 保険方式のみ、または保険方式+積立方式の組み合わせから選ぶ
  • 補填率の設定: 基準収入に対してどの程度まで補填を受けるか(最大9割)
  • 積立額の設定(積立方式の場合): 積立方式を選択する場合、積立額を決める

補填率が高いほど掛金も高くなります。経営規模が大きく・リスクが高い時期は補填率を高めに設定し、経営が安定してきたら調整してコストを抑えるという判断も選択肢です。自分の経営リスクの大きさと掛金のバランスを考えて設定しましょう。

ステップ5:掛金を支払い、加入完了

申込み書類が受理されたら、掛金(保険料)の請求書が届きます。指定された期日までに支払いを完了すると、収入保険の加入が完了します。

収入保険の保険期間

  • 保険期間: 1月1日〜12月31日の1年間
  • 申込み時期: 前年10月〜11月頃(地域により異なる)
  • 掛金支払い: 翌年1月頃が目安

保険期間中に収入の大幅な落ち込みが発生した場合は、速やかにNOSAIに連絡します。収入確定後(翌年春頃)に補填額が計算・支払われる仕組みです。

まとめ

収入保険への加入は「青色申告の実績づくり→NOSAI相談→書類準備→申込み→掛金支払い」の5ステップで進められます。最大のハードルは青色申告の実績を作ることです。就農したら早めに青色申告を始め、収入保険加入の準備を整えておきましょう。

この記事のポイント
  • 第一歩: 青色申告の実績を最低1年つくること
  • 相談窓口: 管轄のNOSAI(農業共済組合)
  • 申込み時期: 毎年10〜11月頃(地域によって異なる)
  • 加入後: 収入が落ちたらすぐにNOSAIへ連絡することが大切

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関連リンク・参考資料

⚠️ 注意事項: 本記事は令和8年度(2026年度)時点の制度内容をもとに作成していますが、制度の詳細は年度途中で変更される場合があります。最新情報は農林水産省または管轄のNOSAI(農業共済組合)にご確認ください。

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この記事を書いた人

農業|ライター|千葉県山武郡横芝光町でコシヒカリを始めとしたおいしいお米を生産|Word、ドキュメント、WordPressでの記事の執筆|日商簿記2級|FP3級|食品衛生責任者|英検2級

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