「ルンバのMax 715とPlus 515、どっちを買えばいいのか分からない」
「Plus 515のほうが高いのに、吸引力はMax 715が上って本当?」
名前が似ているうえに価格と性能がねじれて見えるため、迷ってしまう方は少なくありません。
先に結論をお伝えします。カーペットやラグが多く、掃除機がけの仕上がりを重視するならMax 715が向き、フローリング中心で床のベタつきまで任せたいならPlus 515でしょう。
- Roomba Max 715 Vacは水拭き機能を持たない吸引特化型
- Roomba Plus 515 Comboは吸引と水拭きを1台でこなし、モップの洗浄・乾燥まで自動化した全部入り型
ただし判断材料は水拭きの有無だけではありません。充電ステーションの設置面積は約3倍違い、障害物を避ける仕組みにも差があります。
ここからは7つの違いを、暮らしのどの場面で効いてくるのかという視点で見ていきます。
ルンバ Max 715とPlus 515のスペック比較表
まずは主要スペックを並べて確認しましょう。数値はすべてアイロボット公式オンラインストアと価格.comで確認したものです。
Max 715は「水拭きなしの吸引特化」/Plus 515は「水拭き+自動洗浄の全部入り」
Roomba Max 715 Vac(吸引特化モデル) |
Roomba Plus 515 Combo(水拭き対応モデル) |
|
|---|---|---|
| 公式ストア価格 (税込) | 99,800円 | 129,800円 |
| 価格.com最安値 | 90,728円 | 103,549円 |
| 発売日 | 2026年7月17日 | 2026年5月29日 |
| 品番 | W255060 | N285060 |
| 水拭き機能 | なし | あり (DualCleanモップパッド/毎分180回転) |
| 吸引力 | 最大4倍 (Roomba 105 Comboロボット比) | 最大3倍 (Roomba 105ロボット比) |
| メインブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ2本 | 毛とゴム製のシングルアクションブラシ |
| 本体サイズ | 奥行35.0×幅34.5×高さ10.5cm | 奥行30.3×幅29.8×高さ8.4cm |
| 本体重量 | 約3.4kg | 約2.9kg |
| 充電ステーション サイズ | 奥行17.2×幅21.3×高さ29.0cm | 奥行34.0×幅33.0×高さ48.5cm |
| ステーション重量 | 約2.2kg | 約5.3kg |
| 自動ゴミ収集 | 最大3か月分 | 最大3か月分 |
| モップ自動洗浄 ・乾燥 | ― | 75℃の温水洗浄+45℃の温風乾燥 |
| 自動給水・自動排水 | ― | あり |
| マッピング/ 物体認識 | ClearView Pro LiDAR+ PrecisionVision AIテクノロジー | ClearView LiDAR |
| Wi-Fi | 2.4GHz帯/5GHz帯 | 2.4GHz帯 |
| 充電時間 | 約3時間 | メーカー公表値なし |
| 消費電力 | メーカー公表値なし | メーカー公表値なし |
| 保証 | ルンバ プレミアム特典で計3年 | ルンバ プレミアム特典で計3年 |
| こんな人に おすすめ | カーペット・ラグが多い/置き場所が狭い/手入れを最小限にしたい | フローリング中心/床のベタつきも自動で拭きたい/家具の下も掃除したい |
※価格・仕様はアイロボット公式オンラインストアおよび価格.comで確認(2026年8月10日時点)。価格と在庫は変動します。
ルンバ Max 715とPlus 515の7つの違い

2台の違いは大きく7つに整理できます。水拭きの有無が最大の分岐点ですが、設置場所や手入れの手間に関わる違いも見逃せません。
違い1|水拭き機能があるのはPlus 515だけ
床を拭いてほしいならPlus 515の一択になります。
Max 715は公式仕様表の「水拭き:モップパッド」欄が「―」となっており、水拭き機能を搭載していません。掃除機がけだけを担当するモデルです。
一方のPlus 515は、DualCleanモップパッドが毎分180回転しながら床を拭き上げます。SmartScrubをオンにすると、人の手でこするように前後へ動いて圧をかけます。
さらにカーペットを検知するとモップパッドを約10mm持ち上げるため、ラグを濡らさずに1回で家中を清掃できる仕組みです。
清掃モードは「掃除機がけのみ」「水拭きのみ」「同時清掃」「掃除機がけの後に水拭き」の4つから選べます。
違い2|「4倍」と「3倍」は比較の土俵が微妙に違う
吸引力の数値は、そのまま引き算では比べられません。
Max 715の吸引力は「最大4倍」、Plus 515は「最大3倍」と表記されています。ただし脚注を読むと、比較の基準が完全には一致していません。
Max 715の注記は「Roomba 105 Comboロボットとの比較」。対してPlus 515の仕様表の注記は「Roomba 105ロボットとの比較」です(商品説明文では105 Comboと記載)。
shoei同じ土俵で並べた「4対3」とは言い切れない、というのが正確なところでしょう。
とはいえアイロボット自身がMax 715を「ルンバ史上最高の吸引力」と位置づけているのは事実です。吸引の絶対値を求めるならMax 715、という判断は変わりません。
違い3|本体の高さ2.1cmの差が、入れる場所を変える
家具の下まで掃除させたいならPlus 515が有利です。
本体の高さはMax 715が10.5cm、Plus 515が8.4cm。その差は2.1cmです。数値だけ見ると小さく感じますが、この2cmは「入れるか、入れないか」の境目になりやすい範囲でもあります。
Plus 515はLiDARセンサーを本体内に収めることで、Plus 505比で体積を約46%小さくしました。逆にMax 715は奥行35.0cm×幅34.5cmと、フットプリントも大きめです。
家具の下の隙間は製品によって差が大きいため、購入前に定規で実測しておくと安心できます。
違い4|充電ステーションの設置面積は約3倍の差
置き場所の制約が厳しいなら、Max 715が圧倒的に有利です。
Max 715のAutoEmpty充電ステーションは奥行17.2cm×幅21.3cm×高さ29.0cm、重量約2.2kg。床の占有面積は約366平方センチメートルです。
Plus 515のAutoWash充電ステーションは奥行34.0cm×幅33.0cm×高さ48.5cm、重量約5.3kg。占有面積は約1,122平方センチメートルになります。
単純計算で約3倍の床面積が必要になる計算です。高さも約20cm違うため、テレビ台や棚の下へ収めたい場合は成立しないこともあります。
Plus 515は給水タンクと汚水タンクを内蔵するぶん、どうしても大きくなります。設置場所を先に決めてから機種を選ぶと、失敗が減るでしょう。
違い5|障害物の見分け方は、実はMax 715のほうが上
床にモノが多い家では、Max 715が有利な場面もあります。
価格の安いMax 715のほうが劣っていそうに思えますが、ナビゲーション系の装備は逆転しています。
Max 715は「ClearView Pro LiDAR」に加え、「PrecisionVision AIテクノロジー」(LiDAR+カメラ+LEDライト)を搭載。コードや靴下、犬猫の固形の排せつ物まで認識して回避します。
これに対しPlus 515の公式仕様表の「マッピング/物体認識」欄は、「ClearView LiDAR」のみの記載です。商品説明ではLiDARによる障害物認識に触れていますが、PrecisionVision AIの記載はありません。
加えてMax 715は3Dマップに対応し、間取りと家具を立体的に表示できます。



ペットを飼っているご家庭や、子どものおもちゃが散らかりがちなご家庭では、この差が効いてくるはずです。
違い6|手を動かす回数は、Max 715のほうが圧倒的に少ない
ラクをしたいなら、あえて水拭きを捨てるという選択肢もあります。
Max 715の日常メンテナンスは、実質「紙パックの交換」だけです。最大3か月分のゴミを溜められるため、交換は年に4回ほど。フィルターは3〜6か月ごとの交換が推奨されています。
Plus 515はこれに加え、給水タンクへの補充、汚水タンクの排水、床用洗剤の補充、モップパッドの交換が発生します。
給水と排水の頻度についてアイロボットは数値を公表していません。ただし仮に週1回だとすれば、年間で50回以上タンクに触れる計算になります。



水拭きの快適さと、手入れの手間。この2つはトレードオフの関係にあると考えておくとよいでしょう。
違い7|価格差は公式で3万円、実勢では約1.3万円
公式オンラインストア価格はMax 715が99,800円、Plus 515が129,800円。差額は30,000円です。
一方、価格.comの最安値はMax 715が90,728円、Plus 515が103,549円(いずれも2026年8月10日時点)。差額は12,821円まで縮まります。
Plus 515は2026年5月29日発売、Max 715は2026年7月17日発売。先に発売されたPlus 515のほうが値下がりが進んでいるためです。
なお公式ストアには、不要な掃除機の下取りで5%オフになるサービスもあります。実勢価格と公式価格のどちらが得かは、購入時期によって変わる点にご注意ください。
Max 715とPlus 515に共通する4つのポイント


ゴミ捨ての手間と保証の手厚さは、どちらを選んでも同等です。
- ゴミの自動収集:どちらも最大3か月分に対応(活性炭入り紙パックでニオイを軽減)
- ルンバ プレミアム特典:メーカー保証を計3年に延長、優先サポート専用ダイヤル、交換用アクセサリー同梱
- 音声操作:Alexa、Siri、Googleアシスタントに対応
- 毛が絡まりにくいブラシ設計と、壁際・部屋の角を狙うエッジクリーニングブラシを搭載



「ゴミ捨てが面倒か」「保証は大丈夫か」で悩む必要はありません。判断は前章の7つの違いに絞って構いません。
Max 715がおすすめな人・Plus 515がおすすめな人


結論:「床を拭いてほしいか」と「ステーションを置けるか」の2点で、ほぼ決まります。
Roomba Max 715 Vacをおすすめする人
- リビングや寝室にカーペット・ラグを敷いている
- 床拭きは自分でやる、またはその必要がない
- 充電ステーションの置き場所が限られている
- 床にコードやおもちゃが散らかりがち
- ペットを飼っていて、抜け毛の吸引を最優先したい
- 日々の手入れの手間をできるだけ減らしたい
Roomba Plus 515 Comboをおすすめする人
- 床の大半がフローリングやクッションフロア
- キッチンの油はねや食べこぼしまで自動で拭いてほしい
- 高さ8.4cmなら通れる家具の下も掃除させたい
- 充電ステーションの設置スペースに余裕がある
- 掃除機がけと水拭きを1台にまとめたい
購入前に確認しておきたい3つの注意点


結論、スペック表よりも、自宅の環境チェックのほうが失敗を防ぎます。
- 設置スペースを実測する。特にPlus 515は幅33cm×奥行34cm×高さ48.5cmの空間が必要です。コンセントの位置も合わせて確認してください。
- Wi-Fiの周波数帯を確認する。Max 715は2.4GHz帯と5GHz帯に対応、Plus 515は2.4GHz帯のみの対応です。5GHz専用で運用している場合は、設定時に注意が必要になります。
- 保証は購入場所で変わる。ルンバ プレミアム特典(計3年保証)は、公式ストアまたは特典対象の認定販売店での購入が条件です。転売品はメーカー保証の対象外になります。
よくある3つの質問
まとめ


ルンバ Max 715とPlus 515の7つの違いを、あらためて整理します。
- 水拭き機能:Plus 515のみ搭載
- 吸引力:Max 715が上(ただし比較基準の表記が異なる)
- 本体の高さ:Plus 515が2.1cm低く、家具の下に強い
- ステーションの大きさ:Max 715は設置面積が約3分の1
- 障害物認識:Max 715がAIカメラを搭載し一歩リード
- 手入れの手間:Max 715のほうが少ない
- 実勢価格差:約1.3万円(2026年8月10日時点)
「床を拭いてほしいか」で大枠を決め、「ステーションを置けるか」で最終確認をする。この2ステップで選べば、大きく外すことはないはずです。
【出典】アイロボット公式オンラインストア(W255060/N285060 商品ページ)、アイロボットジャパン プレスリリース(2026年7月17日)、価格.com(K0001794205/K0001787295)。すべて2026年8月10日確認。








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