総興行収入100億ドル超の映画監督『スティーヴン・スピルバーグ』。彼により制作された『JAWS/ジョーズ』が、日本公開50周年を記念して1月10日(金)から全国の映画館で上映されています。私は、昨日IMAXで鑑賞してきて、絶賛余韻に浸っております。

この記事では、『JAWS/ジョーズ』の見どころについて紹介させていただきます。#ネタバレを含む記事となっておりますので予めご了承ください。この記事を読めば、『JAWS/ジョーズ』の作品情報や見どころを改めて確認し、『JAWS/ジョーズ』が魅力的な映画であることが再確認できます。ぜひ楽しんでいってください。
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それでは、早速紹介していきます!
『JAWS/ジョーズ』作品情報
作品名:JAWS/ジョーズ
ウィキペディア、フィルマークス
公開日:1975年12月6日
登場人物:マーティン・ブロディ(警察署長・海が苦手・引っ越してきたばかり)、クイント(サメハンター)、マット・フーパー(海洋学者)、ボーン市長
あらすじ:
アメリカ東海岸の観光地『アミティ島』で若い女性がサメに襲われる事件が発生。警察署長のマーティンはビーチを閉鎖しようとするが、観光収入を気にするボーン市長たちに阻まれる。その後もサメによる犠牲者が出て、観光客は混乱。ついに市長の承認を得たマーティンとプロのサメハンターのクイント、海洋学者のフーパーとともに、巨大な人喰いザメを仕留めるために航海する。チームはサメと壮絶な攻防を繰り広げ、クイントが犠牲になるも、マーティンがスキューバタンクを利用し、サメを爆破して倒す。マーティンとフーパーは生き延び、無事島へ戻る。
『JAWS/ジョーズ』の見どころ
見えないサメは怖くて、見えるサメはもっと怖い

50年前の映画でもあり、「古い作品だからそんなに怖くないだろう」と思っていたのですが、想像以上に怖かったです。現代のホラー映画にも引けを取らない迫力でした。前半部分は、サメそのものを見せるのではなく、襲われた人々の惨状を描写することで、私の頭の中で勝手に「めっちゃ怖いサメ像」が出来上がり、恐怖が膨らんでいきました。
後半はサメの姿が見えますが、この描写がさらに恐ろしい。現代の視点では少し「おもちゃ」のように見えてしまうのですが、そのデザインがかえって不気味で、どこか現実離れした怖さを生み出してました。
観光地の絶景✖️血まみれの海

ホラーやアクションの部分だけでなく、美しい観光地の魅力も感じました。映像の中には、絶景で心が穏やかになる時間が取り入れられています。そんな穏やかな雰囲気に浸っていると、急に血が吹き出したり、死体が現れたりするので、かなり体力を使いました。
スピルバーグの狙い通り、感情を揺さぶられたような気がします。
市長の葛藤

『人のためか、街のためか』
主人公のマーティン目線で物語を進めると、「被害者がでてるにのビーチを閉鎖しないなんて、ふざけるな!」みたいな感情になると思います。しかし、ボーン市長の立場上、街の観光業や商業を支える人々の生活がかかっている以上、簡単にビーチを閉鎖する決断はできなかったのだと気づかされます。
最終的に市長はビーチの閉鎖を認めましたが、その過程には多くの葛藤があったはずです。市長という立場がもたらす難しさを改めて感じました。
古傷自慢大会

『俺はこんな傷がある』
『俺にはここにも傷がある』
『俺には…』
航海中のクイントとフーパーのやり取りがとても印象的でした。「古傷を人に見せる」という行動には、「苦労や努力の証明」という心理が隠れているようです。「自分はこれだけ困難を経験してきた」と他の人にアピールをし、自分の価値を示し合う。最初は仲が悪かった2人が、このやり取りを何度も繰り返し、最後には乾杯してる姿にほっこり温かい気持ちになりました。
まとめ
まさに、スピルバーグの魂を感じる作品でした。
スピルバーグがサメの撮影に拘りに拘って、当初予定してた撮影期間よりかなり長い期間で撮影してたようです。
実際は、前半のサメを見せない演出は、サメの機械の故障によるみたいですが、個人的には逆に良かったと思います。
両親がまだ幼い頃に上映された映画を映画館で見れて、感慨深かったです。
次は『E.T』と『ジュラシックパーク』が公開されるので、それについても記事にしたいと思います。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。