今回は、「フリーランスとつながれる時代への感謝」と「仕事を依頼することの難しさ」についてお話しさせていただきます。
地方で小規模に事業を営むと、「やること多くてもう限界だー!」と感じることがあります。そんなとき頼りになるのがクラウドソーシング。
でも、お願いするって意外と難しい。そんな実感をもつ方々に読んでほしい内容です。この記事は、TACHIFARMオーナーの僕が感じた、リアルです。
フリーランスと簡単につながれる時代への感謝

最近、自分の中で「受託」と「委託」のバランスが少しずつつかめてきたように感じます。
今の時代は、本当にすごいです。クラウドソーシングが発達し、フリーランスの方々と直接つながることができるようになりました。フリーで活動している人は、会社のしがらみに縛られず、自由な発想と活力を持っています。企業に頼むと高額になりがちな作業も、個人に依頼することで、リーズナブルかつ高品質なアウトプットが得られることが多いです。
特に、クラウドワークスやココナラなどのツールは、地方に住んでいる自分にとって、とてもありがたい存在です。
クラウドソーシングとは
クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事を依頼したい人と、スキルを持ったフリーランスの人が直接つながる仕組みです。デザインや文章作成、ホームページ制作など、さまざまな業務を気軽に依頼できます。地理的な制限がないため、地方に住んでいても全国のスキルある人にお願いできるのが大きな魅力です。
クラウドソーシングとともに歩むブランド展開
僕は農作業を最優先にしています。その次に、得意な「書くこと」を活かして情報発信をしています。でも、小規模農家である自分が農業だけで生計を立てるのは正直難しい。だからこそ、ブランドを作って、認知してもらい、お米を直接買ってもらえるように努力しています。
ブランドができれば、仕事の幅も広がります。たとえば、お米を使った加工品を販売したり、イベントを開催したり。ブランドがあれば、オフラインの商売にも挑戦しやすくなります。TACHIFARMというブランドを育てることで、自分がやりたいことにも少しずつチャレンジできる環境ができてきました。
しかしこれは、多くの方々のご協力をいただいて、並行しての作業が実現できたからです。ECサイトのデザイン、ホームページの制作、補助金の申請など、農作業と並行してやるのは無理があります。そんなときに、クラウドソーシングで得意な人にお願いできることが、本当に救いになっているのです。
仕事を依頼することのむずかしさ
「伝える力」のむずかしさ

ただ、最近になって感じていることがあります。 それは、「仕事を依頼するって、思ったより難しい」ということです。誰かに仕事をお願いすることで、自分の負担が軽くなりますし、得意な人に任せることでクオリティも上がります。でも、いざ依頼してみると、簡単にはいかない場面も多いのです。
まず、自分の頭の中にあるイメージを言葉にすることが難しい。なんとなくこうしてほしい、という感覚はあるのに、それを具体的な言葉で伝えようとすると、うまく言えないことがあります。
「伝える」ことは、学ぶべきスキル
さらに、たとえ言葉にできたとしても、それが相手に伝わらないこともあります。
「なんで理解してくれないんだ」と思う前に、まずは伝える側の自分に原因があると考えるようにしています。仕事を依頼する以上、できるだけ的確に、明確に内容を伝えなければいけません。クリエイティブな仕事であっても、「ここまでは自由にやってください」「ここはしっかり守ってください」と、線引きをきちんとする必要があります。
「伝える力」は、まだまだ自分に足りないスキルだと感じています。だからこそ、これからも勉強して、少しずつでも上手に伝えられるようになりたいと思っています。
まとめ

今回は、「フリーランスとつながれる時代への感謝」と「仕事を依頼することの難しさ」についてお話しさせていただきました。
クラウドソーシングの発達によって、地方に住んでいる自分でも、フリーランスの方々と直接つながり、一緒に仕事ができる環境が整ってきました。これは本当にありがたいことですし、TACHIFARMというブランドづくりにおいて、大きな力になっています。
一方で、誰かに仕事をお願いするというのは、簡単なようでとても難しいことでもあります。依頼するには、自分の中にあるイメージを整理し、相手にわかりやすく伝える力が求められます。特に、農業のように忙しい日々の中では、その時間や労力を捻出するのもひと苦労です。
だからこそ、これからも「伝える力」を磨きながら、フリーランスの方と良い関係を築いていきたいと思っています。そして、得意な人に頼ることを恐れず、チームで物事を進めていけるような働き方を目指していきたいです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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