「考えるより先に行動を」──
そんな言葉を耳にしたことがある人は多いと思います。
僕もその一人でしたが、今まさにその言葉の意味を強く実感しています。
TACHIFARMを立ち上げた当初は、わからないことだらけ。
いや、正確には“何がわからないかさえ、わからない”状態。
だからこそ、不安ばかりが先に立つ。
「大丈夫かな?」「このやり方で合ってるのかな?」と。
でも、ある日ふと気づきました。
いくら考えても、準備しても、「完璧に整う」なんてことはない。
むしろ考えすぎて、全然先に進んでいない自分がいたんです。
そこから僕は、わからないならまず“やってみる”という姿勢を大切にするようになりました。
これはおそらく、どんな事業主にも共通する感覚ではないでしょうか。
実際、昨日のお米の発送作業でも、注文はいつもの5kgではなく、発送したことがなかった2kg。
たったこれだけの違いで、段ボールのサイズ、緩衝材の有無、ギフト対応と日常用との区別など、次々と悩みが生まれました。
すべては「注文が来てから」考えることになった内容です。
事前に完全な準備はできていなかった。
でもそれが現実。
農作業と事務作業を両立しながら、ネット販売も進めるなかでは、毎日が手探りです。
「準備不足じゃないか?」
そんな声が聞こえてくるかもしれません。
でも誤解してほしくないのは、決して手を抜いているわけではないということ。
限られた時間の中で、精一杯考え、行動し、次につなげる覚悟を持っています。
誰かに迷惑をかけてしまったとしても、そのときはしっかりお詫びをして、改善する。
その積み重ねこそが、僕の「成長の道」なんだと信じています。
今年に入り、TACHIFARMという農業ブランドを立ち上げました。
それに伴い、同時進行の作業が山ほどあります。
通常の農作業や仕訳業務に加えて、ロゴデザインの制作、LINE公式アカウントの開設、補助金の申請、商品の梱包・発送、SNS(Instagramやnote)の更新。
同時進行の作業が山ほどあります。
それでもこの活動が成り立っているのは、支えてくれるクリエイターの皆さん、ファイナンシャルプランナー、そして家族の存在があってこそ。
ただし、最終的な判断は自分。
自分が悩んで足を止めてしまえば、支えてくれる人たちにも迷惑をかけてしまう。
だからこそ「考えたらすぐ動く」。
このスピード感が、今の自分にとって最も大切な武器だと実感しています。
今日は、「やりながら覚えていく」大切さについて書きました。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
お米、ぜひ買ってください。
ご注文の連絡を楽しみに待っています。
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